(順不同)
すばらしい。深く柔らかい目がとらえた、むき出しの現代。ひと事ではない。
多くの人がこの映画のなかに自分を見つけるだろう。
山田太一(脚本家)
「自由」という残酷なシステムは日本も同じ。
シングルマザー・アンジーの生き抜くための戦いは、この時代の危うさそのものだ。
加藤登紀子(歌手)
徹底的に裁かない。その姿勢を甘さではなく、
真の優しさとして昇華するすべをケン・ローチは知っている。
是枝裕和(映画監督)
日本にも大海の小魚がいっぱいだ。この映画は英国だけの話じゃない。
しっかり見て、考え、行動しなければ私たちも行き場を失う。
兵藤ゆき(タレント・エッセイスト)
生きるために、愛するために 私は汚れなければならない。
それは現代において 不可避のイニシエーションなのだ。
名越康文(精神科医)
この映画を観た後、家族、仕事、諸々の人間関係についてしばらく考え続けました。
ぼくたちは自由だと思い込んでいますが、自分を束縛する鎖が見えていないだけです。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
いつから僕らは「自由」が「搾取」に転じる世界の住人になってしまったのか。
救いのみえないラストシーンの先には、実は僕らの国ニッポンがみえる。
金平茂紀(TBSアメリカ総局長)
ラヴァティとローチに人が期待するものはすべてここにある。71歳の親愛なるローチ監督は2006年度のパルムドールにあぐらをかくことなく、自分の道を進み続け、そして署名する。怒れる者、と。
仏ユマニテ紙
またしてもケン・ローチのきつい一撃だ。心えぐる映画。
主演女優キルストン・ウェアリングの素晴らしい演技がそれを支えている。
仏ル・パリジャン紙
この映画の脚本は、主人公アンジーに対して道義的なジャッジはしない。
むしろ彼女の行いがまかり通ってしまう社会システムの冷酷な偽善性をこそ批判している。
米バラエティー紙
